森林経営管理制度の概要

森林は国土の保全、水源の涵養、地球温暖化の防止などの働きを発揮し、私たちの生活に様々な恩恵を与えています。しかし、間伐等の適切な手入れを実施しなければ、森林がもたらす機能は失われてしまうため、森林の適切な経営管理が必要です。

その一方で、時代とともに経営管理されていない森林は増加傾向にあり、健全な森林管理に関する新たな支援体制が必要となっています。

平成31年4月から「森林経営管理制度」の運用が始まりました。この制度は、経営管理(下刈り、枝打ち、間伐などの手入れ)が行き届いていない森林において、適切な経営管理を行い、森林の多面的機能の発揮と林業の成長産業化を目的としています。

林野庁「森林経営管理制度(森林経営管理法)について」へ(別ウィンドウが開きます)

 

森林経営管理に関するアンケート調査について

森林経営管理制度に基づく、森林経営の効率化及び森林管理の適正化を図るための基礎調査として、森林の管理状況を森林所有者からアンケート形式で調査しました。

1.調査対象者  

岩手町内に森林を所有する全ての方
令和2年12月31日現在の林地台帳より抽出。ただし、森林経営計画制度に基づく計画を策定した森林所有者は除外。

2.調査方法と期間

記名式アンケート(郵送方式)  ※各問の選択項目は複数回答可

3.調査期間

令和3年8月~9月

4.アンケート結果(一部掲載)

調査対象者数と回答数
調査対象者 1,425名 / 回答数 966通(回答率67.8%)  ※同一者、複数通回答あり

 

5.森林経営管理アンケート報告書

 令和3年度森林経営管理アンケート調査報告書はこちらからご覧ください(PDF:4.75MB)

 

森林経営管理の推進について

町では森林経営管理の推進に向けて、民有林整備に必要な事業費の支援拡大や航空レーザー計測を用いた高度な森林解析を実施しております。森林経営相談を随時実施しておりますので、町担当者まで気軽にご相談ください。