山地災害危険地区(以下:危険箇所)とは、山地災害が発生するおそれのある地域について、林野庁が定める調査要領に基づき判定した箇所のことをいい、その予想される災害の形態により次の3種類の区分のほか、「なだれ災害危険地区」があります。

  1. 山腹崩壊危険地区:山腹崩壊による災害(落石による災害を含む。)が発生するおそれがある地区
  2. 地すべり危険地区:地すべりによる災害が発生するおそれがある地区
  3. 崩落土砂流出危険地区:山腹崩壊又は地すべりによって発生した土砂又は火山噴出物が土石流となって流出し、災害が発生するおそれがある地区

自分の住んでいる地域の危険箇所を把握し、大雨の際には早めの避難を心がけてください。
山地災害危険地区の概略の位置は、民有林分は岩手県ホームページ内の『治山GISコンテンツ』から、国有林分は東北森林管理局ホームページからご覧いただけますので、ご利用ください。

※1 災害の未然防止に役立てることを目的に、民有林分は岩手県が、国有林分は国が区域を設定したものです。
※2 山地災害危険地区の土地は、法律等で規制されるものではありません。

「山地災害危険地区についてご存知ですか。」(岩手県のホームページ)