下水道事業の効率化・重点計画について

平成15年度より下水道事業の整備効果向上を図るための事業の再点検(4つの点検)を実施し、結果を報告することになりました。

4つの点検の内容は次のとおりです。

1.次期長期計画期間中の整備方針

  • 人口密集地であり用途地域内である沼宮内地域のうち、北上川左岸の整備がほぼ完了したことから、次期計画は右岸地区を優先する。
  • 期間中の事業量と整備量は、本町の財政力から年間2~3kmの管渠整備、事業費にして3億円程度を見込む。
  • 整備効果については、本町は一級河川北上川の起点の地であることから、本町のみならず岩手県内、宮城県内における北上川流域市町村の水質保全に資する。

2.コスト管理計画及びコスト縮減方策

次期長期計画期間の整備単価(コストの管渠とポンプ場の合計)
  • 49.3万円/人
コスト縮減方策
  • マンホール間隔を長くとり、マンホールの数を減らし、建設費コストを縮減する。
  • 管渠について最小口径200mmとしていたが、150mmに変更し塩ビ製小型マンホールの効率的な配置をしコストの縮減を図る。

3.時間管理計画及びスピードアップ方策

次期長期計画中の整備速度
  • 今後、平成32年まで下水道による汚水処理整備の概成を図るため、次期長期計画期間中に対行政人口普及率を10%アップ

4.周知内容と周知方法

  • 全体計画地域及び事業費について、町の広報紙及びホームページに掲載予定。
  • 当面の整備区域、その優先順位及び起算事業費について説明会等の実施。