男女共同参画イメージ

男女共同参画社会とは、「男女が、社会の対等な構成員として、自らの意思によって社会のあらゆる分野における活動に参画する機会が確保され、もって男女が均等に政治的、経済的、社会的及び文化的利益を享受することができ、かつ、共に責任を担うべき社会」です。(男女共同参画社会基本法第2条より)

私たちの意識や古くからの慣習・しきたり、行動の中には、「男だから」「女だから」といった性別の違いで、お互いの生き方や選択の幅を狭めてしまっていることが多くあります。

しかし、少子高齢化の進行や家庭環境の変化、価値観の多様化など地域社会を取り巻く環境は大きく変化しており、これからの社会をよりよいものにしていくためには、男女が共に対等なパートナーとしてお互いを尊重し、自分の意思で社会のあらゆる分野に参画し、一人ひとりの個性や能力を発揮していくことが大事です。

家庭で、地域で、職場で、学校で、男性も女性も共に尊重し合い、協力し合える社会、それが私たちの目指す「男女共同参画社会」です。

たとえば…

  • 家事・育児・介護などを家族みんなが分担し、苦労も喜びも分かち合える家庭
  • さまざまな場に男女が対等に参画し、活動できる地域社会
  • 男女が対等に、能力、個性、意欲などを十分に発揮できる職場環境
  • 個人の自主性に基づく進路選択に向けた、子どもの個性や能力を育てる学校教育         など