ホッケーの町

ホッケーの町 岩手町

1970年(昭和45年)の岩手国体でホッケー競技の会場となったことを契機に、岩手町ではホッケーを町技として普及させ、今では小学生からお年寄りまで幅広い年齢層の町民が親しんでいます。

インターハイ沼宮内高等学校をはじめ、小中学校や社会人クラブチームも全国大会で優勝するなど、数々の輝かしい戦績を挙げ、五輪選手をはじめ全日本選手を多数輩出しています。1993年(平成5年)には、県内初の人工芝競技場が完成。ホッケーを中心に各種スポーツ交流が盛んに行われ、人々に感動と興奮を与えています。

彫刻のある町

岩手町彫刻公園

岩手町では従来から文化の振興に力を注いできました。昭和48年から平成15年まで毎年行われた「岩手町国際石彫シンポジウム」は、彫刻家が腕を競うユニークなイベントとして高い評価を受けました。参加した作家と作品の数も百を超え、彫刻公園や町内各所でその作品群を見ることができます。

また、平成5年にオープンした石神の丘美術館は、彫刻と自然が織り成す美の競演をコンセプトにした野外美術館として親しまれています。

北上川源泉の町

北上川源泉 ゆはずの泉

町の北部の御堂地区に西暦807年に坂上田村麻呂が祈願所として建立し、その一族である僧了慶が開いたと伝えられる天台宗北上山新通法寺正覚院(通称 御堂観音)があります。

1057年、前九年合戦で源頼義、義家父子が進軍した際、打ち続く炎暑に兵馬苦しむを忍びず、観音に救世を祈願し義家が弓弭(ゆはず)を持って岩に刺したところ、泉が湧き出たといわれ、その泉(弓弭の泉)が北上川の源泉とされています。

北緯40度の町

北緯40度公園にある「北緯40度の鐘」

岩手町を南北に走るIGRいわて銀河鉄道御堂駅付近とこれに並行する国道4号を東西に通過する北緯40度線。

人間が健康で文化的な生活を営む上で最も適しているといわれるこの線上には、北京、アンカラ、リスボン、マドリード、フィラデルフィア、デンバーなど、世界の大都市が位置し、それぞれ豊かな文化の花を咲かせています。