これまで岩手町では、学校やスポーツ・文化施設、子育て支援施設など、多くの施設を整備してきました。道路や橋梁、水道及び下水道などのインフラ資産も含め、日々の生活に欠かせない存在となっています。しかし、これまで整備してきた公共施設等の多くが更新の時期を迎え、多額の更新費や解体・撤去費が必要となることが予測されます。また、厳しい財政状況が続く中、人口減少によって公共施設等の利用自体が減ること、さらに、公共施設等に掛けられる費用や人員は今よりも減少することになります。これらのことから、公共施設等の管理方法を状況に応じて変えていく必要が出てきています。

 本計画は公共施設等の計画的かつ総合的な管理を目的とし、平成29年1月に策定してものですが、策定から約5年が経過したことを踏まえて、経過期間における取組や将来的な更新・統廃合・長寿命化の費用見込み等を盛り込み、令和4年3月に改訂しました。本計画に基づき、岩手町が維持管理する公共施設等の全体を把握し、長期的な視点による対策を実施することにより、財政負担の軽減・平準化を行い、公共施設等の最適な配置の実現を目指します。

岩手町公共施設等総合管理計画(本編)(PDFファイル:3MB)

岩手町公共施設等総合管理計画(概要版)(PDFファイル:956KB)